ドックコネクター交換

iPad4 充電できない ドックコネクター交換

先日iPad4の充電ケーブルがドックコネクター内部で折れてしまったという事で修理の依頼がありました。
現在はバッテリーの残量も切れてしまい電源が入らないということです。

 

お預かりをさせていただき調査をする形になりましたが、ドックコネクター内部の異物がなくなっていたためにおそらくお客様で取り除かれたのだと思います。
折れてしまったケーブルを外すために何か工具を差し込み外されたような形跡が見られましたが、この行動がiPadの故障を悪化させてしまったような気がします。
バッテリーの残量が切れたことで異物を取り除いた後に充電を試されたと思いますが、ドックコネクター内部でショートしてしまっている状態でした。

ですので修理としてはドックコネクター交換が必要になってしまいます。

 

1

 

充電ケーブルは使用していくと劣化してきますが、万が一iPad内部で折れてしまった場合は無理に外そうとするのではなく修理店に相談されることをお勧めします。

もし自分で外そうと思われるようでしたら金属製のピンセットや工具は絶対に使用しないでくださいね!
ドックコネクター内部の金属部分に触れてしまったりすると内部でショートしてしまう可能性が有り、最悪ロジックボードまで故障してしまうことがありますので十分注意してください。

 

 

以下の画像はiPad4のドックコネクター交換をした状態になりますが、正常に充電できるようになりデータもそのままですのですぐに使用することが可能です。

2

 

 

余談となりますが、iPhone、iPadに使用する充電ケーブルは、純正品、もしくわ「Made for iPad」「Made for iPhone」などの記載があるものをご使用ください。

後者の「Made for iPad」「Made for iPhone」と記載のある物は、Appleより互換性のある商品であることが認められているために、信頼性は高くなっております。

家電量販店などに行けば簡単に充電ケーブルを購入することができますが、5割くらいしか「Made For 〜」の表示はないですね。
ただの互換品となると微妙にアンペアが違っていたりするために、本体側にダメージを与えてしまう可能性がありますので注意が必要です。

有名なメーカー品だからと言って表記がないものも多くなっておりますので、充電ケーブルが折れてしまい新しいものを購入するときはチェックしてみてくださいね!

 

-ドックコネクター交換