iPadの電源が入らない、起動しない場合の修理
2016/08/30
先日iPad2の電源が入らないというお問い合わせをいただきました。
お問い合わせ時の内容では液晶ガラスが割れてしまい、そのまま電源が入らなくなったとの事でした。
このような症状の場合は分解調査が必要となりますので、先に液晶ガラスを交換させていただきます。
お客様は千葉県外の方でしたので当店まで送付していただきました。
iPad2が到着し状態を確認いたしましたが、液晶ガラスが結構派手に割れてしまっておりますね。
お問い合わせ内容で電源が入らないとありましたが、現時点で部品交換が確定しているところは液晶ガラスです。
電源が入らなくなる場合は、バッテリー故障、ドックコネクター故障あたりが一番考えられますが、以外と充電がなくなっているだけという内容もあります。
iPadの場合は20%以下になるとバッテリーが赤表示になりますが、完全にバッテリーがなくなってしまうと当然ですが画面が全く映らなくなりますので電源が入らないようになってしまいます。
もしかするとと思い、充電してしばらく放置しておきました。
するとやっぱりというか電源が入りましたね。
ほとんどの方はバッテリーの残量が30%から50%位になった時に充電していると思いますが、完全にバッテリー残量がなくなってから充電を行うと時間がかかることを覚えていておいてください。
(0%から10%になるまで30分以上かかることは普通にあります。)
充電ができなくなった場合の対処法として上記が挙げられますが、それでも症状が改善しない場合はバッテリー故障、ドックコネクター故障が考えられます。
最悪のパターンとしてはロジックボード故障がありますが、ロジックボード故障の場合は修理料金が高額になりますので修理をするか悩むところだと思いますね。
液晶ガラスを交換し電源を入れた状態ですが、何もなかったかのように起動している事がわかりますね。
データに関してもそのまま残っておりますので返却技はすぐにiPadを使う事ができるようになっております。
今回はiPadの電源が入らないお問い合わせでしたが、液晶ガラス交換だけで完了となりました。
バッテリー、ドックコネクターも正常ですので修理完了となります。